キタキタ ぼとむれす

世間の認知度が極端に少ないながら、個人的に気に入った作品というのは、他のお気に入り作品に比べて思い入れが当社比150%くらいになったりしませんか? 私の場合それに当てはまりそうなエロゲは、古くは『夢幻夜想曲』からはじまり、『とらハ(無印)』だったり『黒と黒と黒の祭壇』だったりするわけですが、2004年作品で選ぶと『とらぶるトラップLaboratory』がそれに該当したりします。制作ブランドの「めりけん」は、「とらトラ」のロットアップ宣言を最後にほぼ死亡状態となっていたのですが、その血統を色濃く継いだブランド、「ぼとむれす」のサイトがやっとまともに新作を公開してくれたのです。
 それが『おまかせ!とらぶる天使』。

ああ…なんかヘンテコ(?)なゲームシステムが激しく不安を駆り立ててくれますが、キャラデザインや雰囲気は間違いなく「とらトラ」風味を引き継いでくれているようだ。特に「天橋愛良」嬢は所長の血を色濃く残しているように見える。また、メインヒロインの過半数が主人公に対して当初は心を開いてない、という設定が激しくイイ!! 最近はこういうのを”ツンデレ”と一括りにしてしまうようだが、属性云々の前に、相手を振り向かせるという能動的な取り組みを楽しむ上で、こういう設定は燃えるのである。ばーにんぐ。

というわけで、九牙はこの作品とブランドを、「とら天」が発売されるまで、生暖かい目でひっそりと応援します。発売されたら、作品のでき次第で態度は豹変するかもしれませんが。あと今回も、他作品に埋もれて、人知れず消えていきそうな雰囲気ぷんぷんしてますな。

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