ゆのはな ルート別感想
というわけで、昨日(というか今朝か)正式感想をアップした、PULLTOP最新作『ゆのはな』の、ルート別感想でございます。
ちなみに、当然のごとくネタバレ万歳な内容なので、未クリアの人はご注意ください。
以下、クリアーした順に…
●穂波ルート
25日のサイトトップで書いたとおり、穂波ルート攻略する前に実は1回ノーマルエンドを迎えてます。三つのバイト先を満遍なく回っていたら迎えたエンドがノーマルってのは個人的にはちと残念でしたが……。チッ!!ハーレムエンドあったらなぁ…。
っで、穂波ルートです。
穂波ルートは正式感想でも書いてますが、『ゆのはな』4ヒロイン中、一番エロいルートだったりします。ただ、このエロさというのが、所謂ドロドロねちっこいエロでないところが、実に特徴的なんですな。まるで妹のように接していた穂波がオナニーしているのを、たまたま盗み聞きしてしまった拓也と、それに気づいた穂波。最初は穂波の性に対する好奇心を満たすためだけの、お飯事のような弄り合いだったのに、それを切っ掛けにして、拓也も穂波をどんどん一人の女の子として好きになっていく。そして行為もドンドンエスカレートしていく、という展開なのですが、ここのやり取りが実にいい。特に、拓也をその微乳でもって誘惑する穂波はエロ可愛いスギ! 抵抗できねーっての!! この、本番以外のエロで魅せるエロティシズムが、ある意味穂波ルートの真骨頂でしょう。もちろん、本番エロも萌えまくりますが。この子だけアナルSEXまでやっちゃうし。
またこのとき「やりたいことのオンパレードをやっちゃった」と穂波はピロートークで語るのだが、これが、穂波を襲う依姫問題に対する彼女の決意だと後に判る展開は、巧いなーと思ってしまったのでした。
ただ、穂波シナリオでは終盤のすれ違いの繰り返しがちょっと多すぎて、せっかくのクライマックス前にだれてしまったのは残念でした。ゆのはを救うために、ふたりで力を合わせる、てとこを、もっとクローズアップして欲しかったですね。
●椿ルート
他のルートでは溌剌として頼りになる姉御な椿が、このルートでは、自分のモノ書きとしてのあり方に疑問を感じ、思い悩むことになる。穂波やわかばのシナリオに比べると、当番ルートでキャラの良い面があんまり現れていないってのがちょっと残念でした。拓也と椿が互いを具体的に意識する切っ掛けが、酔いつぶれた末の同衾ってのはけっこうお約束で好きなんですけどね。
エロシーンに関しても、椿ルートはちょっと愛情不足な印象あり。まぁ愛情不足なのは展開上致し方ない部分もあるのですが、だったら、肉欲のみに走らせて、ねっとりと濃いエロを描いて欲しかった様に思えます。
あと、時速200KMで雪の中をタンデムで走るのは危険なのでやめましょう^^;。
で、いきなり迎えるゆのはとの別れ。穂波シナリオでは終盤ゆのはがシナリオ上重要な位置づけだったことに比べると、このシナリオではおおよそぞんざいなゆのはの扱い(アイスもらいに来るだけのイメージが強すぎる)に、正直、ちょっとぽかーんとしてしまいました。それでも、「またね!」のあたりで涙ぐんでしまいましたが。
私は事前に、穂波シナリオをクリアしていたからそう感じたのかもしれませんが、逆に言えば、先に椿シナリオだけをクリアしていた場合、ゆのはが単に「うざいガキ」に思われかねない危険性をはらんでいるとも言えます。ちょっとこの辺、ゆのはという存在がシナリオ上で活かされていなかったように思えますね。
●わかばルート
ほえほえ〜とまるで春のお日様のように暖かく、誰にでも優しい女の子わかばが、拓也という存在を、「困っている居候」から「特別な人」として意識していく展開は、王道ながら手順をしっかり踏んだ構成で、面白い。また、このルートでは当然、わかば至上主義者のレズ娘由真が大活躍というか大暴走するところが見所でもあります。展開上、彼女は拓也の当て馬にならざるをえないのですが、最後の最後まで、わかばへの思いを貫き彼女の幸せを願う由真は、ある意味、拓也以上に格好いいのでした。
わかばルートでのゆのはは、椿ルートよりはそれなりに存在感を示します。「親切心や思いやりは無責任に行うべきではない」という下りは、ゆのはの大人びた面をかいま見せて良かったのですが、ちょっと阿漕な面を強調させすぎな気もします。私は前述したとおり穂波ルートを先にクリアしていたので、ゆのはへの思い入れがすでにできあがっていたので事なきを得ましたが、椿ルート同様、ちょっとゆのはの扱いが悪い様にも思えます。
で、3ヒロインクリアです。穂波以外のシナリオでは、ゆのはと別れてしまったあとでは、ゆのはとの日々が忘れられているようで、ちょっともの悲しさを覚えていました。その不完全燃焼な思いをぶつけるべく、最終シナリオ『ゆのは』を開始しました。
●ゆのはルート
正式感想でも書いてますが、ゆのはルートはメインのゲームシステムから切り離され、ゲーム性のない、完全な「スクリプトノベル」と化してしまっています。シナリオのボリュームも、3ヒロインに比べると少なめです。そんなわけで、ゆのはルート単体で見ると、「拓也とゆのは」が互いを恋人として意識する展開の説得力に欠けてしまっているのが残念でした。もちろん、3ヒロインルートをクリアしているので、ゆのはが拓也に対して、けっこうな好意を抱いていることは既に判っています。なので「置いてけぼり」という気持ちは抱きませんし、展開に理解はできるのですが、心の底から納得できるかというと、不満は残りますね。
正式感想にも簡単に書きましたが、例えば、バイト先選択にゆのはルート用の「雪かき」を新設。他のヒロインバイト先でのイベントを交えて、ゆのはが他のヒロインに嫉妬するシーンなんかを交えつつ、「雪かき」を重ねていくと、ゆのはルートに分岐していく、というような構成だったら、私はもっとストーリーに没入でき、拓也とゆのはの恋愛感情にもっと共感できたように思えるのでした。
とはいえ、ゆのはとのHは背徳的でよござんした。”恋人同士”になったゆのはの拓也への甘えっぷりは、これまでのこしゃまっくれたガキのイメージを思うと、実に可愛らしい。あの守銭奴が、健気に拓也を悦ばせようと頑張る様は実に萌えます。たんだ、エッチシーンの喘ぎの演技が、他のヒロインに比べるとゆのはは良くない印象を持ちました。悪いわけではないのですが、オカズとして使うには、艶が足りないというか……。
ゆのはルートの最後に関しては、出来過ぎな嫌いはあるかもしれません。ですが、本作の〆がスッキリしない終わり方だったら、それこそ堪らないというものです。出来過ぎだろうとなんだろうと、ゆのはにも、ゆのはな町のみんなにも、そして拓也にも幸せになって欲しいと思っていたし、それは見事に叶った。私としては、十分満足のいける、物語の締めでありました。
んー。こうやって振り返ってみると、シナリオに対して不満たらたらなのかと思われてしまいそうですな(^^; 私としては、これらの欠点を認めた上で、本作『ゆのはな』を楽しめる良作と評価しています。ほのぼのと暖かい雰囲気と、思わず漏れる笑い。魅力的なヒロインに萌え、別れに悲しみ、幸福に酔う。悪くない。やっぱ悪くないですな『ゆのはな』は。
ちなみに、当然のごとくネタバレ万歳な内容なので、未クリアの人はご注意ください。
以下、クリアーした順に…
●穂波ルート
25日のサイトトップで書いたとおり、穂波ルート攻略する前に実は1回ノーマルエンドを迎えてます。三つのバイト先を満遍なく回っていたら迎えたエンドがノーマルってのは個人的にはちと残念でしたが……。チッ!!ハーレムエンドあったらなぁ…。
っで、穂波ルートです。
穂波ルートは正式感想でも書いてますが、『ゆのはな』4ヒロイン中、一番エロいルートだったりします。ただ、このエロさというのが、所謂ドロドロねちっこいエロでないところが、実に特徴的なんですな。まるで妹のように接していた穂波がオナニーしているのを、たまたま盗み聞きしてしまった拓也と、それに気づいた穂波。最初は穂波の性に対する好奇心を満たすためだけの、お飯事のような弄り合いだったのに、それを切っ掛けにして、拓也も穂波をどんどん一人の女の子として好きになっていく。そして行為もドンドンエスカレートしていく、という展開なのですが、ここのやり取りが実にいい。特に、拓也をその微乳でもって誘惑する穂波はエロ可愛いスギ! 抵抗できねーっての!! この、本番以外のエロで魅せるエロティシズムが、ある意味穂波ルートの真骨頂でしょう。もちろん、本番エロも萌えまくりますが。この子だけアナルSEXまでやっちゃうし。
またこのとき「やりたいことのオンパレードをやっちゃった」と穂波はピロートークで語るのだが、これが、穂波を襲う依姫問題に対する彼女の決意だと後に判る展開は、巧いなーと思ってしまったのでした。
ただ、穂波シナリオでは終盤のすれ違いの繰り返しがちょっと多すぎて、せっかくのクライマックス前にだれてしまったのは残念でした。ゆのはを救うために、ふたりで力を合わせる、てとこを、もっとクローズアップして欲しかったですね。
●椿ルート
他のルートでは溌剌として頼りになる姉御な椿が、このルートでは、自分のモノ書きとしてのあり方に疑問を感じ、思い悩むことになる。穂波やわかばのシナリオに比べると、当番ルートでキャラの良い面があんまり現れていないってのがちょっと残念でした。拓也と椿が互いを具体的に意識する切っ掛けが、酔いつぶれた末の同衾ってのはけっこうお約束で好きなんですけどね。
エロシーンに関しても、椿ルートはちょっと愛情不足な印象あり。まぁ愛情不足なのは展開上致し方ない部分もあるのですが、だったら、肉欲のみに走らせて、ねっとりと濃いエロを描いて欲しかった様に思えます。
あと、時速200KMで雪の中をタンデムで走るのは危険なのでやめましょう^^;。
で、いきなり迎えるゆのはとの別れ。穂波シナリオでは終盤ゆのはがシナリオ上重要な位置づけだったことに比べると、このシナリオではおおよそぞんざいなゆのはの扱い(アイスもらいに来るだけのイメージが強すぎる)に、正直、ちょっとぽかーんとしてしまいました。それでも、「またね!」のあたりで涙ぐんでしまいましたが。
私は事前に、穂波シナリオをクリアしていたからそう感じたのかもしれませんが、逆に言えば、先に椿シナリオだけをクリアしていた場合、ゆのはが単に「うざいガキ」に思われかねない危険性をはらんでいるとも言えます。ちょっとこの辺、ゆのはという存在がシナリオ上で活かされていなかったように思えますね。
●わかばルート
ほえほえ〜とまるで春のお日様のように暖かく、誰にでも優しい女の子わかばが、拓也という存在を、「困っている居候」から「特別な人」として意識していく展開は、王道ながら手順をしっかり踏んだ構成で、面白い。また、このルートでは当然、わかば至上主義者のレズ娘由真が大活躍というか大暴走するところが見所でもあります。展開上、彼女は拓也の当て馬にならざるをえないのですが、最後の最後まで、わかばへの思いを貫き彼女の幸せを願う由真は、ある意味、拓也以上に格好いいのでした。
わかばルートでのゆのはは、椿ルートよりはそれなりに存在感を示します。「親切心や思いやりは無責任に行うべきではない」という下りは、ゆのはの大人びた面をかいま見せて良かったのですが、ちょっと阿漕な面を強調させすぎな気もします。私は前述したとおり穂波ルートを先にクリアしていたので、ゆのはへの思い入れがすでにできあがっていたので事なきを得ましたが、椿ルート同様、ちょっとゆのはの扱いが悪い様にも思えます。
で、3ヒロインクリアです。穂波以外のシナリオでは、ゆのはと別れてしまったあとでは、ゆのはとの日々が忘れられているようで、ちょっともの悲しさを覚えていました。その不完全燃焼な思いをぶつけるべく、最終シナリオ『ゆのは』を開始しました。
●ゆのはルート
正式感想でも書いてますが、ゆのはルートはメインのゲームシステムから切り離され、ゲーム性のない、完全な「スクリプトノベル」と化してしまっています。シナリオのボリュームも、3ヒロインに比べると少なめです。そんなわけで、ゆのはルート単体で見ると、「拓也とゆのは」が互いを恋人として意識する展開の説得力に欠けてしまっているのが残念でした。もちろん、3ヒロインルートをクリアしているので、ゆのはが拓也に対して、けっこうな好意を抱いていることは既に判っています。なので「置いてけぼり」という気持ちは抱きませんし、展開に理解はできるのですが、心の底から納得できるかというと、不満は残りますね。
正式感想にも簡単に書きましたが、例えば、バイト先選択にゆのはルート用の「雪かき」を新設。他のヒロインバイト先でのイベントを交えて、ゆのはが他のヒロインに嫉妬するシーンなんかを交えつつ、「雪かき」を重ねていくと、ゆのはルートに分岐していく、というような構成だったら、私はもっとストーリーに没入でき、拓也とゆのはの恋愛感情にもっと共感できたように思えるのでした。
とはいえ、ゆのはとのHは背徳的でよござんした。”恋人同士”になったゆのはの拓也への甘えっぷりは、これまでのこしゃまっくれたガキのイメージを思うと、実に可愛らしい。あの守銭奴が、健気に拓也を悦ばせようと頑張る様は実に萌えます。たんだ、エッチシーンの喘ぎの演技が、他のヒロインに比べるとゆのはは良くない印象を持ちました。悪いわけではないのですが、オカズとして使うには、艶が足りないというか……。
ゆのはルートの最後に関しては、出来過ぎな嫌いはあるかもしれません。ですが、本作の〆がスッキリしない終わり方だったら、それこそ堪らないというものです。出来過ぎだろうとなんだろうと、ゆのはにも、ゆのはな町のみんなにも、そして拓也にも幸せになって欲しいと思っていたし、それは見事に叶った。私としては、十分満足のいける、物語の締めでありました。
んー。こうやって振り返ってみると、シナリオに対して不満たらたらなのかと思われてしまいそうですな(^^; 私としては、これらの欠点を認めた上で、本作『ゆのはな』を楽しめる良作と評価しています。ほのぼのと暖かい雰囲気と、思わず漏れる笑い。魅力的なヒロインに萌え、別れに悲しみ、幸福に酔う。悪くない。やっぱ悪くないですな『ゆのはな』は。

