英國戀物語エマ#01
ATOK2005じゃ「戀」が変換できなくてちと焦りましたが、本作は漫画界の片隅でひっそりと販売されている(笑)マンガ雑誌「コミックビーム」連載の「エマ」(1〜5巻発売中以下続刊)を原作とするアニメです。わたしはメイド好きなので原作も当然ファンなのですが、「エマ」の良さのひとつに、19世紀末の英国を感じさせる雰囲気作りがあげられます。アニメではその手の雰囲気作り=手間暇が必要となるので出来がちょっと心配だったのですが、1話を見た限りでは、とりあえず杞憂に終わったようでした。いやー背景美術が素晴らしい! スタッフにお疲れさまといいたい。また、雰囲気作りをさらに良くしているのが、細かなカット割りで丁寧に描かれた、エマの仕草。そのひとつひとつから、彼女の几帳面さや優しさが窺い知れると思います。この辺、原作の手法でもありまして、原作では服を着替えるシーンだけで5ページも割いてしまうほど。(特にメイド的に)大切なシーンを印象的に描く技術に秀でたマンガなので、そういう部分はアニメでも大切にしてほしいところです。
アニメ版第一話のストーリーは、原作の1話と2話を混ぜてアレンジしたような話しになっており、破綻もなく綺麗に、エマとウィリアム坊ちゃまの出会いを描いていました。ただ、ウィリアム幼少期の写真を見てのシーンの改変が、個人的に残念でした。
「全然気がつきませんでした」「毎日見てたのに」と言いながら、写真を並べて見比べるエマ嬢が可愛いんだけどなぁ。
第2話でいきなりウィリアム一家勢揃い(お母様除く)になるようなので、場を盛り上げるだけの存在だったハキムの出番はないのかな? けっこう好きなキャラなんですが、1クールでお話を纏めるなら、致し方ない変更なのかもしれません。でもどこまでアニメで描くのだろうか? 原作もまだまだ終わりそうにないのに…。

