アニメ版AIR
一昨日の夜のことですが、ローカルなチャットを介して数人とアニメ談義していたら、TVアニメ版AIRの話題が出た。その場にいた友人数名は、私が似非エロゲ排他主義者なのを知っているので滅多にKey系作品の話題は出さないのだが、その夜は私を知らない人が多かったこともあり、話題はだんだんとゲーム版AIRを交えだし白熱し始める。私はゲーム版を遊んでいないので聞き役に徹していたのだが、内容がアニメ版AIRの批判に終始し始めたとき、思わずアニメ版の擁護役を買って出てしまった。ゲーム版AIRのファンなO氏曰く、「シナリオを切った貼ったで無理に纏めたアニメ版は原作の持ち味を殺していて駄目駄目だ」という。その意見自体は、原作付きアニメでは良く聞くモノで、恐らく真実の一端は含んでいるのだろう。ただ、アニメ版AIRしか知らず、だがそれなりに良くできた作品だと思っていた私としては、原作から改変したからというだけで駄目だしされたことには反論せざるを得なかった。
なるほど、アニメしかしらない私から見ても、佳乃や美凪の担当話はダイジェスト気味な構成だと思えたが(特に佳乃)物語の構成として大きな欠落を感じることはなかったし、纏まりは悪くなかった。原作通りなのかは知らないが、観鈴と羽をもつ少女に関する話しの投げっぱなしっぷり(笑)にしても、すべてを理解できたとは到底言えないけれど、物語として伝えたいものは描ききられていたと思う。そういうわけで、アニメ版はアニメ作品としてけっして悪いモノではなかったと私は反論した。ただ、このストーリーをインタラクティブ性を持ったメディアで体験していたら、私は観鈴の落ちに「大憤慨していたことは間違いない」と付け加えたのが拙かったのか、場の空気は一気に悪化してしまい、もとより説得するつもりもされるつもりもなかった私は早々に退場することとなった。(あとで場を沈めてくれたM氏感謝。今度なにか奢る)
ゲーム原作アニメは、出来の善し悪しがハッキリ顕れやすいと私は思っているが、やはり見る側の思い入れによって、その判定の強弱も大きく変わるのも理解できる。ただ客観的に見て、アニメ版AIRは一個の作品としてそんなに悪いとは思えないのだ。もちろん、そのオリジナルが「18禁エロゲ」だというところには、私も複雑な思いがあるのだが。
アニメ版で一番面白かった神奈、裏葉、柳也のエピソードが、この夏にBS−iで放送されるのが、いまから楽しみな九牙でした。

