万丈邸の明かりは二度と灯らず

声優の鈴置洋孝氏がお亡くなりになった。享年56歳、まだまだこれからのご活躍に期待していただけに残念でなりません。

鈴置さんは超ベテランの声優であり、配役を思い出せば数え切れないが、やはり「機動戦士ガンダム」のブライト艦長役を忘れるわけにはいかない。「アニメ版キャプテン翼」の日向小次郎や「聖闘士星矢」の紫龍など好敵手や名脇役を好演する機会の多い声優さんでした。そんな中でも主役キャラとして確固たる人気を誇ったのはやはり「無敵超人ダイターン3」の破嵐万丈でしょう。今見ても十分男として魅力的な万丈というキャラクターに、鈴置さんの演技は欠かせないモノでした。また同系統の主人公「戦国魔神ゴーショーグン」の北条伸吾でも、”余裕を持った大人の男”というイメージを子供心に植え付ける見事な演技を記憶しています。また、あまり歌が達者ではないのにスラップスティックの後期メンバーだったことも私の記憶に強く残っています。

鈴置さんの経歴を見れば判るとおり、テレビアニメの黄金期を彩った名優であったのは間違いありません。それだけに、今回の訃報のショックは大きいものでした。

在りし日の名演技を偲び、心からご冥福をお祈りいたします

イノセント・ヴィーナス #3

イノセント・ヴィーナス 第3話感想

 軍の追撃と倭寇の襲来という挟撃を受けた沙那一行。グラディエーターに搭乗した丈の奮戦により軍を殲滅するも、仁と沙那は倭寇の潜水艦に連れ去られてしまう。
 仁と丈がファントム出身であること、沙那との出会い、などが描かれるものの、お話的にはまったりと描かれてしまったので盛り上がりに欠ける回でした。

 その原因としては、今まで本作の魅力を支えてきた、アクション描写が悪かったことがあげられます。Aパートはほとんど丈の載るグラディエーター(要は大型のパワードスーツ)の活躍場面だったはずなのに、その動きにスピード感もなければ重量感も動きのリアルさもないとくれば、盛り上がらないのも道理。個人的に特に駄目だと思ったのは、戦闘描写に戦術性がまったく感じられなかったこと。重装甲のロボット兵器に対して、道路に突っ立って小銃ぶっ放してるだけの歩兵の異様さ、歩兵と全然連携してないへヴィー・ウォーリアの間抜けさと来たら駄目駄目も良いところ。この辺の描写が地味に巧みな攻殻はやっぱ偉大と言うことなんだろうか。

 次回はついにファントム対丈、グラディエーター対グラディエーターの戦闘となる模様だが、果てさて、今回の駄目さ加減は次回の戦闘描写を充実させるためだったのだと、思い直させてくれることに期待を繋ごう。

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